旅行・地域

2010年1月29日 (金)

会津は傾いている その弐

会津は企業城下町でもある。漆器や酒という伝統産業とはイメージがかけ離れているが富士通を中心とした半導体のまちなのだ。県立会津大学はコンピュータ理工学部を有し、大学発ベンチャーの数は日本でも有数、IT産業のまちと言っても言い過ぎではない。その会津が半導体ショックの荒波を受けている。人員整理で職を失う人は数千人にも登るとか・・・。街全体がこの不況に少々傾いているような気がする。

中心市街地の空洞化は、地方都市の逃れられない運命のようだ。会津若松市はまだ良い方だといわれるが、第一の繁華街・神明通りにある会津唯一の百貨店・会津中合デパートが、とうとう2月一杯で閉店となる。

それは残念だが、面白い取り組みも進行中だ。デパートの中のテナントをまちづくり会社が中心となって神明通りの空き店舗に移そうと言うのだ。シャッターを開け、小粋な店を連続させて神明通りを再活性化しようとしている。10店舗近いお店をいわばフリーハンドで街の中に一気に展開させる試み。上手くいけば実に面白い。子供の頃、憧れだった神明通りに多くの人が戻ってきて、この会津の傾きを少しでも直して欲しいものだと願っている。

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