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2018年6月18日 (月)

映画続けて「万引き家族」

日本映画が20何年かぶりにカンヌで獲得したパルムドール(最高賞)、是枝裕和監督の「万引き家族」、大ヒット上映中らしい。

かなり入っているみたいで、つられて観て来ました。

会津から郡山までの高速代金とガソリン代プラスというのが、ちょっと切ないところではあるが・・・。

一応、郡山、米沢、新潟と上映時間を調べはした。

さすが大ヒット中という事でいずれも上映回数は多い。で、近間の一回目、9:50分郡山にした。

まずまずの入り、でも若い人の姿は少なかったかな。

是枝組の常連とも言ってい良い、リリー・フランキー、なんでこのおっさんがリリーでフランキーなの?と言いたくなるほどのダメ親父を見事に演じる。

一度、この人の演じるダメじゃない人、というのを観てみたいものだ。

稀木希林も常連でうますぎる。

まるでドキュメンタリーのようなタッチで進む物語。今回のパルムドールの大きな原動力はなんと言っても安藤サクラの熱演だろう。深い絶望、言葉にならない悔しさが本人の意はお構いなしに目からこぼれ出る。

なんでも審査員のケイト・ブランシェットが「なにかの映画で私があんな泣き方をしたら、安藤サクラのをパクったと思って」と言ったとか。

そして二人の子役。

こども達がまったく演技しているように見えないところも監督の腕だろう。

なんでもこども達には全く台本などは渡さずに、その場でこうやって、こう言ってみて、と撮り進めるらしい。

原案・脚本・監督・編集と全てをこなす、その才能に素直に拍手を送りたいと思います。

今の日本が抱えている様々な問題、貧困、家族の問題、人間関係の希薄さ、無関心と行き場のない怒りなどなど、優しく受け止めて、エンディングには小さな小さな希望のスパイスをピリッと効かす。

一点だけ違和感を感じたのは、あのテーブルの上にこぼれていたそうめんの量・・・二人で食べてあんなに残っていなかったんじゃない???と単純に思った。

そして、もっと少しの量で、あの一本だけ赤い麺とかが入ってた方がセクシーだったんじゃない?とも。

このパルムドール、一見の価値ありと言っておこう。

☆4.1というところでしょうか。

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