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2017年8月

2017年8月27日 (日)

聞き分けない。

「本当に聞き分けのない子だな!」と怒ってみても、一旦、いやいや状態になってしまって、泣き出したこどもに、打つ手はない。

『泣く子と地頭には勝てぬ』と言うが、まさにその通り。

泣いて「ママ―、ママ―」と叫ぶこどもに言って聞かせることなど出来たもんじゃない。

ウチの孫は3歳を少し過ぎたが、ちょうどこの難しい時期に差し掛かっている。

この夏はおまけに体調が少し悪かった。

後から分かった事だが、遊び過ぎて風邪気味になり、どうやら中耳炎になっていたらしい。

それだけに、お盆前に来た頃は、まぁ、聞き分けのない事甚だしく、あんなに日頃上機嫌だった彼が「ママ―、ママ―」とよく泣いた。

ちょっと別人のようだった。

言葉は早い方でよくしゃべる。なんで?なんで?攻撃に、屁理屈まで言う。

それだけに言って聞かせて、納得させたくもなるのだが、そんな事がうまくいくはずが無い。

おだてて、遊んで、褒めてやって、ちょっとでも機嫌が良くなるようにして、なだめ、ごまかして凌ぐしかない。

体調がすぐれないのだから仕方のない事なのだが、それでもあまりにも聞き分けが無いと、やっぱり大人の方も頭に来てしまう。(人間が出来ていないから、なおさらだ)

心の中で『早く帰れ!』とつぶやく・・・。

可愛くて仕方ない孫なのにムカッと来るのだから、四六時中一緒にいる親は本当に大変だと思う。

自分たちもこんな風に子育てをしてきたのだろうが、これはやっぱり、ある程度の若さと体力が無ければ出来ない仕事だなぁ・・・とつくづく思う。

一見、何を言っても分かる(みたい)なので、言って諭して、根性を叩き直してやる!みたいな事を思いがちなのだが、彼には彼の理屈がある。

その理屈を無視して言う事だけ聞かせようとするのは出来ない相談だ。

今回、家に居る間に一緒に沢山絵を描いた。黒いマジックで恐竜を書かせて色を染めた。

「慎重に!はみ出さないで!」と言って、なかなかの力作を何枚か仕上げた。

写真に撮って、Tシャツにしたいぐらいの出来栄えだ。

そんなこんなで、「うるせえなぁ~、泣いてばっかりいて・・・」と思いつつ、なだめすかしている内に中耳炎も治って来て、大分元気になり、機嫌も良くなってきた。

新聞を読んでいると、私の腹の上にチョコンと座ってトトロの腹枕みたいにくつろいでいる。

相変わらず「いや、いや」は多く、ちょっと叱るとにらむし、すねる。

『こらー!』の大きな声が喉元まで出かかるが、何度も呑み込んだ。

果たして彼が聞き分けの良くなる日が来るのだろうか・・・と思ったりもするが、きっと大丈夫。

一杯の愛情を持って、時に厳しく(訳もなくではなく)、真剣に接していけば彼もきっと分かるはずだ。

会津を去る前日の夕方、二人で飯盛山に登った。

手をつながないですたすた歩く。それでも洞門近くの水辺や、急な坂道はしっかり手をつないだ。

白虎隊士のお墓に、のんのんをして、二人で記念写真を撮った。

「ほーら、撮るぞ」と自撮りのカメラを向けるといきなり、「あーっ、はっはっは!!」と大きく口をあけて大声で笑い出した。

観光客が振り向く。

『ジイジは君の笑い声が大好きなんだ・・・』と言っていたのを思い出して、きっと最後にサービスしてくれたに違いない。

ようやく風邪も治って高笑い・・・。

今度はいつ会えるかな?

2017年8月23日 (水)

時間が合わない。

ニュースを読み解くのは苦手だ。みんなが騒いでいるところとちょっとピントのずれたところが気になって仕方が無い事がある。

この国の首相が腹心の友に便宜を図ったのではないかと言われる、加計学園の獣医学部新設問題。

加計学園と争ったと言われる京都産業大学が我が母校なのもちょっと気になるところだが、何よりもかによりも、すごく変だなぁと思うのは大学開学までの時間軸だ。

今年の一月に加計学園に決まって、来年の四月に新校舎の建築を終えて開学なんて考えられないスケジュールだと思うのだけれど・・・。

加計学園に決まるまでに完全な地質調査を終えた上で、完全な設計図が出来ていないと、とても出来ない話でしょう?

地質調査にだって半年やそこらはかかるだろうし、建物の設計にしても、最先端の研究施設ですからね、一年やそこら軽くかかるのではないのかなぁ・・・。

衛生の問題やらバイオクリーン、研究機関に求められる高度な設備など、倉庫を作るわけではないのだからそりゃあ大変でしょう。

ウチの新病院を建てる時も、そりゃあ、何度も何度も変更したり、設計をやり直したり、そんな簡単に出来るものではないとつくづく思った。

日本を代表するようなゼネコンの病院専門チームが携わってそうですから。

ましてやSARSや鳥インフルエンザなどに対応する最先端の研究大学を建てようというのでしょう?

学長をはじめ多くの研究者が、あれは欲しい、この設備がなければダメと、これまでの大学にないものを求めるでしょうからね。

もっとも、そうでなければ新しい大学を作る意味が無い。

施設概要を決めるのだけでも喧々諤々、相当に時間がかかるのではないのでしょうか。

素晴らしい新大学が出来たなら、その建物自体にも多くの優秀な研究者&学生を集める吸引力があるはず。それを狙わない開設者はいないんじゃないでしょうかね。

そんなこんなを考えると、この加計学園の獣医学部新設に至るまでの時間の流れというのが、一体どうなっていたのかさっぱり分からないのです。

今年の一月に開設者が決まって、4、5年後の開学というのならばまだ納得もいくけれども。来春開学はとても信じられない。

郊外のスーパーマーケット開店までの時間軸みたいです。

聞けばワインセラーまであるとかないとか。

ワインセラーが書いてあるのなら一般什器までも決まっているという事なのかもしれません。

あの設計が一体いつ始まって、いつ出来上がって、それに対するお金の流れがどうなっていて・・・・と時間軸に沿って整理していけば、おのずと変なところが浮き彫りになるような気がするのですが。

・・・ズレているのは私ですかね?

夏が帰って来たように、会津も一日晴れました。

それにしても天候不順はひどいもの、今日届いた頂きものの桃には『七月の異常気象、八月の長雨を乗り越えてやっと実りました。お察しください』と断り書きが入っていました。

気持ちは分かるけれども、『だから美味しくなくても、ごめんね』と先に謝られているようで、なんだか変な感じ。

2017年8月20日 (日)

久々の焼き肉

お盆のお迎えの墓参りの後は、姉夫婦と(時には姪や甥のこども達、従兄弟なども加わる)会食をする事にしている。

今年は、孫の機嫌もイマイチなのでどうしようか迷っていたが、先日のゴルフコンペの賞品の中に「炙りや・牛蔵」のお食事券が入っていた。

今年は日程の都合で参加者も少ない。

せっかくなので空いているかどうか電話をしてみた。二階の個室が取れるという。それならいいだろうという事で久々に焼き肉を食べる事にした。

我が家の焼き肉事情は、もう十数年前にほぼ途絶えている。娘や息子が食べざかりの頃には、よく「焼き肉・七宝(チーホウ)」に行った。

月一回に近いペースで行ったので常連さんだった。元気な店のオバさんもすっかり子どもたちの顔を覚えてくれていた。

娘や息子が会津を離れたのと、歳を重ねて我々の食の好みが変化した事もあって、焼き肉屋さんとはすっかり疎遠になった。その内に行きつけの「七宝」もなくなった。

家人と二人で居酒屋周りはするものの、二人だけで焼き肉屋に行った事はない。

別に肉を食べないという訳ではないが、時々肉屋さんで買って、家で食べるだけで充分になった。

そんなこんなで、本当に久しぶりの焼き肉。一気に注文し、石焼ビビンバやスープなど食事ものも一緒に頼んだ。(今回は飲み助の長居防止のため)

生ビールをあおりながら、私の目の前のロースターで一気に焼いた。どんどん焼いてみんなに取り分ける焼き肉奉行、だいたいいつも私の役目だ。

「焼き肉はスピードだ!」とは昔、会津広放という会社の専務さんがよく言った言葉だ。

当時、その会社の1階に有名な焼き肉屋があり、何度かご一緒させていただいた。

確かにちんたら焼いて食べても、焼き肉は美味しくない。ガツガツ食べて、グイグイ飲む、これが焼き肉の正しい食し方だろう。

それにしても昔は呆れるほど食べた。カルビなんて5、6人前ぐらいは平気で食べたのではないだろうか。

そのカルビ、を中心にロース、タン、ベーコンなどなど。どんどん焼いてどんどんお皿へ。

サンチュにくるんでモグモグモグ、久しぶりの焼き肉は美味かった!

孫も結構、牛肉を食べる。白いご飯にスープ、食欲があるので風邪は大丈夫だろう・・・。

ほぼ1時間で生ビール二杯とハイボール、肉もたっぷり食べて満足の域に達した。

「食べたい人はもっとどんどん食べて!もう少し行けるだろう」・・・最後に上カルビを二人前追加して、ここでストップ!

支払総額の約半分を賞品の食事券で払ったので、お腹にはドンと来たが、ふところには優しかった。

会津には結構焼き肉屋さんが多い。街はずれにはお肉屋さんが直営でやっている名物店も何軒かある。

だが、それも最近、少しずつ閉まって来ているとも聞く。なんだか淋しい。

若い時はやっぱり「肉食」でなきゃね。

どうせ放って置いても、いずれはお魚派になってしまうのだから、食べたい時には肉!がっつり食べて、未来(あす)への活力をつけませう!なんてね。

ご馳走様でした!

2017年8月19日 (土)

思ったより重症

「白血球の値が大分上がっている。これは思ったより重症だな・・・」と友人のT先生が言った。

お盆の後の夏休み、夜に映画祭の打ち合わせがあった。

その頃から喉に異常を感じていたのだが、飲んだら治ったような気分になり、調子に乗って二次会にまで付き合ってしまった。

その夜中、喉全体が平べったく腫れあがったような違和感で目が覚めた。これまでにないような感じで喉が腫れあがっていた。

眠ってからまだ2時間ほどしか経っていない。

慌てて、洗面所に行きうがいをする。喉に痰が張り付き高熱で干からびたような感覚、何度もうがいをするが「これはまずいなぁ・・・」という感覚は強まるばかり。熱も少しある。

それからほぼ1時間ごとに目覚めて、洗面所とトイレ、冷蔵庫のスポーツ飲料を往復したが、明け方にはフラフラして声が出なくなっていた。

これはどうしたものか。困った時のT先生頼みで診療が始まったらすぐに行ってみる事にした。

その前の話・・・・、お盆中に結局、孫も咳がひどくなり発熱、ママまでも喉の痛みと発熱があった。

15日にやっているクリニックはほとんどない。近くのK先生は16日まで休み。耳鼻咽喉科のK先生がやっていたので朝一でそちらで診察を受け、大量のお薬をいただいた。

その効果があって、二人ともみるみる回復し、事なきを得ていたのだった。

その矢先のジイジのダウンなのである。

「5年前にもこんな事あったな・・・」とカルテを見るT先生。「点滴をするかな」「ぜひ、お願いします」

小一時間後、点滴後の診察室での言葉が「思ったより重症・・・」だった。

幸い食欲は落ちていない。朝から絶食で診察を受けたので、帰りにコンビニでパンを買って帰って食べた。

「そんなにムシャムシャ食べて・・・」と家人が呆れる。食べてから薬を服用した。

薬の効果を高めるにはなんと言っても寝るしかない。

その日一日は、朝から夕方まで、寝たり起きたりで大人しく過ごした。

お盆前から会津はすっきりしない天気が続き、それほどの暑さもない。

窓を開けて、ドアも開け放っておけば風が抜ける。冷房を使わずに眠れたのが有難かった。

翌日にはのどのはれは大分収まったが、スキっと抜けないのが歳を取ってからの風邪ひきだ。

7、8割方はすぐに回復するところまで行くのだが、あとの2、3割がずっと尾を引く。

1週間か10日もかけて、ゆるゆるの坂道を登って行くようなそんな感じの治り方なのだ。

はっきりしない天気が続く今年の夏・・・喉をもみもみ、時に咳き込みながら、なんとなく熱っぽい身体をもてあまして、久しぶりの風邪っぴきに苦しんでいる。

2017年8月13日 (日)

一番怖かったのは?

お盆前の12日、裏磐梯に遊んだ。

娘家族が名古屋から来るので、裏磐梯レイクリゾートというホテルを予約したが、この日も朝からいつ泣き出してもおかしくない曇り空だ。

このところ会津の天気は冴えない。

加えて、会津に来た時からどうも孫の体調が今ひとつなのだ。

なんだか顔も一回り小さくなった感じで表情がやっこい、あんなにいつも上機嫌な彼が、今回は「ママ、ママ・・・ママだっこ!」と泣いてばっかりいる。

熱はないものの、きっと体調がすっきりしないのだ。

「もしも熱が出る様だったら止めるしかないなぁ~」と言っていたが、その日の朝はまずまずだった。

とはいえ、「ママ、ママ~」は変わらない。

お昼を食べてゆっくり自宅を出た。

後部座席のベビーシートに座らせるとすぐにウトウト、出来る限り静かに飛ばさずに走り、出来るだけ眠らせる事にする。

猪苗代経由で裏磐梯へと向かう。

小野川の不動滝を見ようかと、滝への遊歩道の入り口まで行ってみた。

およそ1時間、孫はぐっすりと眠ったようだ。

滝まではずっと登りで約30分だという。一度車外に出て、思い切りきれいな空気を一杯に吸って、結局今回は見送りにした。

ここからいきなり渓流に降りて、川の中を滝に向かって歩いて登る体験ツアーがあるようだ。インストラクターのお姉さんを先頭におよそ10名が歓声を上げながら渓流へ降りて行った。

こちらは、取って返して桧原湖へ。

桧原湖でモーターボートに乗るのが今回の目玉。モーターボートは図鑑でしか見た事が無い。それに初めて乗り、迫力にきっと大歓声を上げるだろうとの目論見だ。

寝たのでご機嫌もまずまず。桟橋にはいろいろなモーターボートが繋留されている、どれでもお好みだという。

湖の真ん中まで行く約20分のコース、大人4人にこども一人で1万円だという。

意外に安い!と思ったのは私だけか?

こどもの頃にモーターボートがすごく高くて乗れなかったイメージが頭にこびりついている。短いコースだと一人1千円程度、なんだ遊覧船と同じじゃないかと思った。

さて、みんなで選んだ船はブルーの10人は乗れる船。

「出来るだけ後ろに乗った方が眺めがいいですよ。モーターボートは前が上がるのでね」と、茶髪の船頭さんが優しく言った。

それで後ろに陣取った。「じゃあ、出しますよ~」と言いながらいきなり船は加速して頭を持ち上げる。波の頭を飛ぶように切り裂き、ボンボンと跳ねる。

走り出してから気が付いた。『こういうの全く得意じゃなかったんだ。遊園地のコーヒーカップにも乗れないんだっけ・・・・』

「わーわー」と孫たちが歓声を上げる。それは狙い通りなのだが自分の足が震えている。正直、もう少しゆっくり走って欲しかった。

「怖いぞー、すごいぞー」と脅かしながら、結局一番怖いのは自分だった。

所々で船を停め、船頭さんが裏磐梯の生い立ちなど観光案内をしてくれる。

そしてまた走り出し、わざと右に左に大きくハンドルを切り、船を傾かせて、楽しませる・・・というか怖がらせるのだ。

20分でモーターボート終了!

すぐ近くのホテルにチェックインしてのんびりと、あとは部屋でお絵かきをして遊そばせた。

大事を取って温泉にも入れない事にした。

みんなで夕食のバイキングを楽しみ、赤べこの絵つけをして遊ばせた。

翌日は雨の中、五色沼を散策し、猪苗代駅でパパとお別れをして自宅へと戻った。

相変わらず「ママー、ママ―」と、よく泣く。

この年頃のこどものご機嫌は実にころころと変化するものだ。

2歳の頃は誰にでも愛想良く、ニコニコしていたのに最近は見知らぬ人に対しては知らんぷりするどころか、時に睨んで、「カーッ」と奇声を発して威嚇する始末だ。

加えて体調がすぐれないので聞きわけもゼロだ。

子育ては、本当に体力と忍耐力を必要とする大仕事なのだとつくづく思う。

こんな調子で1週間、家に居るのかと思うと先が思いやられるが・・・ま、なんとかなるだろう。

唯一の救いは、「ジイジとお風呂入るぞ!」というと決して「いや!」とは言わない事だ。

アタマを洗い、やせっぽちの身体をしっかり洗ってあげる、すると「ジイジのは早い、早くしないでもっとゆっくりこすって!」と注文が付く。

「ハイ、ハイ」と言いながら、ちょっと間違ったふりをして顔にシャワーをかけてやる。

すると「だから、もっとゆっくりって言ってるでしょ!」と怒られる。

2017年8月 7日 (月)

開けっ放し

大ドジを踏んでしまった!

日曜の財界ふくしまゴルフコンペは会津磐梯カントリーで開催された。同社社長が同級生で遊び仲間だ。同級生も10人ほど参加した。

天気は、迷走台風5号も近づかずに晴天、かなりの暑さが予想された。

普段だと誰かに拾ってもらうのだが、猛暑の中のゴルフ、バテてすぐに帰るとか、シャワーを浴びようとか、その時の状態で早く逃げ帰りたいとの思いもあり、一人、自分の車で行く事にした。

朝、キャディバックとボストンバックを詰め込んだ。その時に、お中元を配った後のカシャカシャのショッピングバックがふわふわしていたのだが、面倒くさがりそのまま積んだ。

そして出発。ちょっと走って「ああ、そうだ日傘も持って行こう!」とすぐに戻った。もう一度引っ張り出したキャディバックの傘入れに傘を入れる。そして、再び押しこんだ。

で、ゲートのドアを閉めるスイッチを押してピーッとドアが下がって行くのを見て車に乗り込み発車!これが実は発車オーライではなかったのだ。

おそらく、カシャカシャのショッピングバックに触れてセンサーが働き、一旦ドアは下がったものの閉まらずにまた開いたのだ。

それに全く気付かず、朝のFMの宗教番組を敬遠してCDをガンガンかけた。

車は飯盛山の下を抜けて、滝沢峠へ。なんと、そのまま走って行ってしまったのだ。

玉置浩二の「メロディー」や「田園」を歌いながら調子よく。

いくつかのカーブの後、ガサガサとバックが大きく動いた音がした。「あれ?」と、思った事は思ったのだが、それでも気付かないバカな私。

滝沢峠を登り切り、強清水の信号機で止まった。後ろを見ると同級生のAくんのクルマがある。Aくんが降りて来て「後ろのドアが空いてますけど、閉めますか?」とちょっとおどけて言った。

その時全てに気付いたのである。あの大きな変な音・・・後ろのドアを開けたまま走って来た事を。

すぐに脇の駐車場に寄せて中を見ると、白いボストンバックが無くなっている!ゴルフシューズも水筒も入っているバックだ。

このままじゃ出来ない、戻って拾いに行くしかない。慌てて滝沢峠を下る・・・。

『こんな時に慌てて事故ったら最低だからな・・・ま、もしなければ事故で休みますと電話するしかないなぁ・・・』てなことを考えながら、バックが見つからないまま飯盛山まで下がって来た。

そこで、携帯をチェック。(ゴルフの時はバックの中に入れている)見ると、電話、留守電、メールの山だ。

すぐに一番上のTくんに電話をする「何やってんだ!オメのバックフロントに届いているぞ!今どこだ?」「悪い、悪い、飯盛まで下がって来た。15分ぐらいで行けるからなんとかスタートには間に合うと思う・・・」と言って、またもや滝沢峠を上り、急行。

8時35分スタートの8分前に着いた。

慌てた慌てた。受付を済ませシューズにはき替え、水筒を持ってカートのもとへ同級生のSくんが「何やってんだ!遅いぞ。後ろを行かせっかと思ってたとこだ!」と言って笑っている。

どなた様かが、滝沢峠で私のボストンバックを拾い、これは磐梯でプレイする人に違いないとフロントに届けてくれたのだ。(それがだれかは今もって分かっていない。ありがとうございました)

「いやー、申し訳ない、申し訳ない」となんとか時間通りにスタート、素晴らしい天気の中、無事にプレイする事が出来た。(かなり暑かったですが)

私のこのドジ事件はなんだかすっかり広まっており、夕方の表彰式の時にもさんざんからかわれた。大先輩からも「なんで滝沢峠の真ん中にバック置き忘れんなんねだ?」と言われ、主催者のTくんにも笑われた。

本当に申し訳ない。ご迷惑をおかけしました。

こんな事なので、散々なゴルフかと思いきや、スコアは今シーズンのベスト。ニアピン賞もいただき、握りもいただき、参加者が100名以上いるのになんと9位の賞品までいただいた。

分からないものである。

家人からは「日頃のそこいら中、開けっ放しの成果だわ」と言われた。

ま、なによりも、事故になったりしなくて本当に良かった。

これからはしっかりと、閉める、閉めたら確認を心掛けよう!と固く反省した次第である。

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