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2017年5月 1日 (月)

消えない一発屋

「PPAP」、世界を席巻した楽曲というかビデオ映像というか・・・ピコ太郎という怪しげなオジサンが非常にテンポよく「ペン、パイナッポー、アポー、ペン!」というあれだ。

完全なキワモノで、どうせすぐに消えるだろうと思っていたが、なんだかいつまでたってもテレビの人気者で居る様だ。

CMでは、彼を発見して面白い!と拡散したアメリカの大スターとの共演まで果たしている。

相変わらずの豹柄衣装で、あのリズムしかないが、消えない。

ユーチューブで実に数億回も再生されたというのは昨年の秋で、暮れの忘年会は「PPAP」一色だったと言っても大袈裟ではない。

ピコ太郎という人、実はナントカ大魔王という長い芸歴の芸人さんで、ピコ太郎としてテレビに出て来た時には、彼自身も嬉しそうではあったけれど、やっと売れた彼を見ていた芸人仲間が、なぜか妙に嬉しそうだったのが印象的だった。

売れてはいなかったものの、一目置かれた存在であった事が良く分かった。

「PPAP」がなぜあそこまで爆発的ブームになったかを、いろいろな評論家がもっともらしく分析していた。

リズムがいい。全て英語だけれど誰にでもわかる簡単な英語なので世界中に広がった。破裂音の連続が心地いい。短いからいい・・・と、さまざまな分析がなされた。

もちろん違っているとは思わないが私から言わせると大切な要素が一つ見逃されていると思う。

それは、音痴でも歌える、という事だ。

歌えるというか、正確には音痴がやっても音痴かどうかも分からない(そんなことどうでもいい)というところが、なかなかすごいところだと思っている。

音痴でも人前で歌える歌、というのはすごいことなのだ、というのは音痴でない人には全く分からない話し。

こどもから大人まで誰でも歌える!と言われる歌は一杯あるが、実は誰でも歌えるわけではない。

音痴は人前で「泳げタイ焼きくん」をウケる様に歌う事は出来ないのだ。

ひどく音が外れると、何だかしらける。

その点、「PPAP」は、恥ずかしがらずに度胸さえ決めれば、誰がやってもそれほど大差がない。

そこがすごいところなのだ。と、音痴は思う。

もちろん、簡単に消えない理由はそれだけではないと思うけれど。

もうひとつ挙げるなら、露出し過ぎなかった、というのがあるように思う。

かなりテレビに出たが、何でもかんでも連日連夜ではなく、ある程度番組を選んでいたのではなかろうか。見たい人はユーチューブでいつでも見れた。

それが飽きられなかったところでもあるように思う。

もっとも、芸人としての実力もあり芸能界の裏も知り尽くしているだけに、売れてもおバカな有頂天になる事もなく、全てにおいて謙虚さがあったのだろう。

先のスケートの世界大会のエキジビションでも日本チームは「PPAP」をやった。

世界中で何億回も再生されたのだから現時点では一番知られた曲という事で、なんの不思議もないのかもしれないが、やはりすごい事だ。

ピコ太郎さん、この先、案外もっとすごい事を起こしてくれるかもしれない。

「ブルゾンちえみ」という女芸人も、一発屋感を強く漂わせているが、露出し過ぎないというテを使い長生きしているみたいで、売れてはいる一方でまだ知らない人さえいる。

実は、エラそうに言っている私もその一人で、花見の余興でやらせられて初めて知った。

「え、なに?そんなに流行ってんの?」と言って笑われたクチ、慌ててユーチューブで見たキャリアウーマン!

ブルゾンちえみ、という妙な芸名、売れた!と思ったらすぐにゴールデンのドラマに出ているのだからよっぽど売り方が上手だったに違いない。

あれが売れる、これが売れる、も日進月歩、千変万化、ワールドワイドで、正直分からないし、付いていけない。(付いて行く事もないのだけれど・・・)

あの人は今?の一発屋ばかりでなく、本当に夢のような大成功をおさめ、世界規模のアーティストに変身してしまうという大化けが起こる。それもアッと言う間にだ。

一夜にして世界中の拍手を浴びる、それがIT社会というフィールドなのだ。加えてその分野にも限りはない。

「ユーチューバーになりたい!」   やってみっかなぁ・・・・。

今年のGW、会津はおおむね天気に恵まれるとの予報。29、30日は、土曜の午後にパラッと来たもののほぼ90点の好天でした。

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