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2017年4月19日 (水)

盆地を走る。

先日の日曜は、抜ける様に爽やかな晴天だった。

光が溢れ、いかにも紫外線が強そうで、空気が澄んで、残雪を抱く遠くの山々までくっきりと見渡せた。

会津盆地全体が日本晴れの真下にあり、北東の端に磐梯山が見事な立ち姿を見せている。

見遥かすあちらこちら、山肌のそこここに、薄桃色の花のかたまりが見えるのどかな風景だ。

朝歩きをして、新聞を読み、朝から「砂の法廷」という映画を一本見た。

何の予定もない日曜日は時間がたっぷりとある。

昼前にはあまりの好天に誘われて、花見がてらのドライブがてら、昼食を食べに行く事にした。

短大の校庭周りの桜並木を眺め、会津大学の桜を見る。開学以来20数年、立派な桜が大学を取り囲み咲いている。ちょうど満開、会津の隠れた名所と言っていい。

車を停めて写真を撮る人、家族で歩く人、犬を連れた人・・・を横目にゆっくりと車を走らせ一周し、学内に入った。

校内の道路をゆっくり走り、大きく育ったポプラ並木を抜けて、また正門に出る。もう一周して河東の「ブルーコーンズ・ダイニング」という店に向かった。

家人は以前に一度、女子会で食べに行って美味しかったらしい。

11時少し過ぎ、我々が一番客だった。すでに予約席の札が付いたテーブルがいくつもある。

テーブルについて注文をしていると次々とクルマが入って来る。ほんの10分足らずで、店は満員になった。

はやっているんだなぁ・・・少しぐらい立地が悪くても評判が良ければみんなやって来る。「美味しい」が一番の集客パワーだ。

私はチーズハンバーグ、家人は日替わりのトロトロ煮込んだポークカレー、食後に胡桃となんとかのケーキをひとつとコーヒーを。

朝は例の甘酒だけだったからかなりの空腹、なんでも美味しい!状態だったが、それを差し引いてもなかなか美味かった。付け合わせのたっぷり生野菜がとても新鮮だ。

ただし、カレーはもう少し辛くても良いかなと思った。

食事を終えて坂下方面へクルマを向けた。

停めておいた車内は暑い。窓を開けて風を入れる。

坂下の入り口で「杉の糸桜」の看板を見つける。その看板に誘われて行ってみる事にした。

医王寺という寺の境内にある、確か「会津五桜」のひとつに数えられた桜だ。会津盆地の西北側の山の際にある。

駐車場に車を停めて道路向かいの医王寺へ。20台ほどのクルマが停まり、県外ナンバーも見られた。

この桜は正直、がっかりだった。

本当に古い木で太い幹の部分しか残っていない。しだれ桜のように枝が何本も垂れ下っているが花芽が見られない。

ほんの一部に花がまとまって咲いていたが、全木に立派に花を咲かせる力は失われているようだ。樹木医の手厚い看護が必要と思われた。

坂下の杉地区から新鶴温泉へ向かってみた。

新聞に出ていた「はったんどう」というカフェの場所を確認するためだ。家人が次回の女子会の候補に挙げているらしい。

新鶴温泉の丘の途中にオレンジ色の可愛らしい建物が日差しを一杯に浴びて立っていた。なんと入口には大勢の行列ができていた。

食事もできて、スウィーツが有名らしい。街からこんなに離れた場所なのに「美味しい」につられて、人はこんなにも集まる。時代は変わっている。

それを横目で見ながら、大いに感心してクルマを自宅に向けた。盆地の半周ぐらいは走っただろう。

鶴ヶ城周辺は、満開の桜で渋滞。そこを避けて帰宅。

女子ゴルフをテレビで応援しゴロゴロ、少し陽が傾いた頃にサウナに行き、マッサージチェアで背中を伸ばす。

相当な汗をかいたので、勢いよくビールが流し込まれた。乾杯の時間もいつもより少し早まった。

朝5時起きで身体を動かし、その倍ほどもグダグダしながら食べて飲んで、長~い休日を満喫した。

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