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2017年3月 8日 (水)

サムライ

サムライ流行りだ。

サムライ日本、サムライジャパン、サムライシティ・・・記者会見に向かうおじいちゃんまでがサムライを口にし、果たし合いに行く心境だとのたまう。

サムライは強い、サムライは引かない、サムライは常に全力を尽くし、卑怯な行いはしない。

サムライ・・・武士と言い換えても良いかもしれないが、武士とは何ぞや?と言うのでこんなのを聞いたことがある。

『武士は全く生産性のない階級であり、ひたすら己を鍛錬する事に日々を費やす。それなのに支配階級でいれるのは、一朝、事が起こった時に全てを投げ出し忠義のために働くという無言の約束があるからだ』おおよそこんな事。誰が言っていたかは忘れた。

要するに、万が一の事態、ここぞという事態が起こった時には我が身を一切、惜しむことなく事に当たるだけの鍛錬を日々しているのが武士なのだ。

事に対して死を惜しむ、死を恐れるという、ものさし自体を持たないのが本物のサムライだ。

ちょんまげの時代に日本に来た外国人はその思考回路に大いに驚いたという。

なんといっても己の名誉のため、恥を雪ぐために、義を貫くためには、自ら腹を切ってしまうのだからすごい事だと。

ということは、自分で『私は恥だとは思いませんね』というサムライは、腹を切ったりしないということにもなる。

自らが最高責任者の立場にありながら、みんなで決めた事ですから私だけの責任ではない。もし私だけ責めるんならば、裁判で争っちゃうから!と言って、恥じない。

あれを見ると日の本のサムライも高齢化が進み、運転免許証のように認知症検査が必要な時代になって来ているのかもしれないと思う。

アトムの時代、科学は絶対だった。

絶対と言えばいいのか、ひとつだったと言えばいいのか?

科学的な正解はひとつで、お茶の水博士の言う事は絶対の真理だと思っていた。

ところが、原発がおかしくなった辺りから、科学的な判断にもいろいろなものがあるんだなぁ・・・と分かるようになった。

真実は一つなのだろうけれど、異論なことを言う人が、多角的に存在する。

絶対安全と絶対危険が、まるでコインの裏表のような話もたくさん聞いた。

科学的立証、というやつが、経済を優先させるための免罪符になっているような事もあるのではないだろうか?

私は知らなかったが、日本の科学者の権威という人がこぞって豊洲は安全だ!と言っているらしい。

そんな事は知らなかった。

日本中の科学者が胸を張って豊洲は安全だと言っているのに、小池都知事はいたずらに豊洲移転を遅らせ税金を無駄遣いしている、というふうに聞こえたけれど、そうとは知らなかった。

『科学が風評に負ける。これは国辱だ!』と言い切るだけの論法が成立するという事を、初めて知った。

本当なんですか?と、知識人と言われる人に教えてもらいたい。

毎日のニュースを見ていても本当なのかどうかは良く分からない。

日本の権威と呼ばれる科学者が集まって「豊洲は安全です!」というならば、それはそれで、移転しても良いのではないかと思う。

そうしてもらえばすっきりする、という人も多いのではないだろうか?

自らをサムライといったおじいさんが、権威と言われる人たちを連れて来て都民、国民に話してもらえばみんな、ある程度の納得が出来るのではないだろうか?(移転するという事に関しては)

青嵐の季節もめぐり、やがて葉は落ち、朽葉となる。

冬枯れて死んだようにも見える木々にやがて若葉が芽吹き、新しい葉々に新たな青嵐の季節が訪れるだろう。

朽葉は、新しい芽ぶきのための確かな滋養になっている。

サムライシティ・会津は春を前にゆっくり足踏み、冬型の冷たい粉雪がとめどなく落ちて来て、街を覆っている。寒い。

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コメント

啓蟄すぎて淡雪惜しむ身勝手の63の春に
突然耳に流れるタクローのイメージの詩
   古い船には新しい水夫が
   乗り込んでゆくだろう
   古い船を動かすのは
   古い水夫じゃないだろう
   なぜなら古い水夫も新しい船のように
   新しい海へでる
   古い水夫はし知っているのさ
   新しい海のこわさを           (T)

こんなのもあったね。
♪悲しい男と 悲しい女の いつもの独り言
それでもいつかはいつものように
慰め合っている♪
いや、いや、いや。
この年になりますと、その「いつものように」は何処へ?
まぁ、確かに独り言は多くなりますけどね。

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