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2016年5月 8日 (日)

花はどこへ行ったの?

今年の会津松平家お花まつり(5月4日10時より)は、あいにくの雨だった。

午前6時に御廟の拝殿前に集合、先々週に大まかな清掃をすませてある拝殿内の準備、飾りつけに取り掛かる。

前回は水に苦労したが、今回はぬかりなくNくん手配のポンプが登場。上の水場から蹲(つくばい)まで、ポンプで水を送り続けた。それでも大きな蹲がたっぷりになるまでには優に1時間はかかった。

朝方はパラパラの雨模様、上がるか上がらないか分からないが、本年はすべて拝殿内で執り行うことに決めて作業に取り掛かる。

例年は神主さんだけが拝殿内で神事を執り行い、拝殿前の広場に参列者が並ぶという格好だが、今年は参列者も拝殿内に座ってもらう形で準備をする。

拝殿前には雨をしのぐテントを3張り張る。

先に水を流しデッキブラシで洗っておいた板床の上に御座を敷き詰める。一斉に雑巾がけ。

奥まった拝所の奥の戸を開け放つと、目に鮮やかな緑が飛び込んでくる。

そこに竹竿を渡し、藁で作った12個の花筒を吊るす。

ここ御廟には2代様から13代様までの歴代藩主が眠っておられるので12個と言うわけだ。

その花筒には例年東山の奥から取ってきた山桜、八重桜などの花を生けるのだが、今年は開花があまりに早く、いかに山奥でも桜はもう無い。

花はどこへ行ったの?

仕方がないので今年はカーネーションを買い求めて花筒を作った。ピンクのカーネーションは遠目には八重桜に見える。

祭壇まわりにお供え物を並べ、拝殿内には床几を並べる。およそ40基。

拝殿前の両側、蹲のまわりも山の花で飾るのだが、例年使うヤマブキはもう終わってしまい、これまたどこにもない。

拝殿前の両脇には、山躑躅を切ってきて、緑には辺りの木の枝をあしらい切り生けた。

蹲の飾りは新緑のもみじ、なでしこの花を少し摘ませてもらって飾る。これら花の飾りつけは、ここ何年か私の役目となっている。無論、何の心得もなくテキトーだ。(男の生け花)

たっぷり2時間はかかった準備、雨がしとしと降り続く。

どうやら寒冷前線が通過しているらしく、風がどんどん冷たくなってきた。

汗をかいた体には毒なのだが、毎年恒例の東山芸者・真衣さんのおにぎりの差し入れが届かないことには誰も帰って着替えられない。

8時半ごろにようやく朝飯が届いた。梅、シャケのおにぎりプラス焼きおにぎり、卵焼きに名物のタコウィンナー、煮物に漬け物、実にうまい!

ぺロりと3個もいただき一旦帰宅。冷え切ったので風呂につかって体を温めた。

コーヒーを飲んで再び山へ。

10時からの式、やはり雨は止みそうもない。拝殿内の神事にして正解だった。

殿様(十四代)、奥様、市長さんや教育長さん、各種団体の長の方々で拝殿内はいっぱいになる。

詩吟の奉納をされる方々など、はみ出した方々が拝殿前のテントに並んで、今年もお花まつりが始まった。

一人ひとり、座っての玉串奉奠は例年の倍以上の時間がかかった。およそ1時間ですべて終了。

すぐに拝殿内の床几を片づけて、木の机を出す。恒例の卯のやの弁当、甘酒を並べ直会の準備だ。

かなりバタバタしたが、今年もナントカカントカ、直会の甘酒による乾杯まで辿り着いた。

この後の後片付けがまたまた一苦労なのだが、昼には郡山の姉の家族が揃って来て、我が家で昼食をとることになっている。(口実が出来て好都合・・・すみません)

後ろ髪をひかれる思いだったが(?)今年はここで失礼させていただくことにする。

最後に殿のもとへ行ってごあいさつ、「殿、すみませんでした。今年は山桜も八重桜もなく、あの花筒、実はカーネーションなのです」「あ、そう。母の日も近いから良いんじゃない?」

そういうことで、今年も無事にお花まつり終了です。

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