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2016年1月24日 (日)

まさに侍、男だねえ!

ついにやりました。日本出身力士(ようは日本人力士)の10年ぶりの優勝!琴奨菊関31歳、大けがを乗り越えて奥さんと共につかんだ大金星だ。

横綱3人をなぎ倒しての文句なしの優勝です。おめでとう!

大関在位26場所という長い苦労を経ての栄冠、血のにじむような努力は裏切らない(裏切る事もあるけれど)という事を見せてくれた。

あの人のよさそうな笑顔が、大勢の人に勇気と希望と喜びの美酒を与えてくれたに違いない。(なんでも下戸で酒が飲めないらしい)

成績は14勝1敗、その1敗の相撲が実に印象的、感動深かった。13日目の豊ノ島戦だ。

この二人は中学時代からのライバル同士であり20年来の親友でもある。

その豊ノ島も二敗と今場所は好調だった。

悲願とも言える日本人力士の優勝は目前、三横綱を破りこの日の豊ノ島戦に勝てば王手がかかるという大一番だ。

「豊ノ島、空気読めよ!」とか、なんとなく「分かってんだろうな!」的な空気が漂う中、豊ノ島はそんな気配をものともせずに、滅茶苦茶気合いが入っていた。

ただ目の前の戦いに全力を尽くす、それこそが真の友情であり、相手を敬うという事だと改めて教えてくれたように思う。

立ち合い前、あんな厳しい豊ノ島の顔は見た事がない程の激しい気合いだった。

そして、両者とも素晴らしい当たりを見せた。押し込んでくる琴奨菊を一瞬の左からのおっつけでわずかに身体の軸をずらし、豊ノ島が「とったり」で土俵の外に琴奨菊を追い出した。

勢い余って土俵上、自分ももんどりうって尻もちをついた豊ノ島が勝ったのだ。

豊ノ島のとったあの態度はまさに侍を思わせる。

一時の評判や他人の評価、無論、利などは一切勘定に入れず、目の前の相手を敬うがゆえに(親友だからこそ)全力で当たる、まさに男の中の男の勝負だ。

それを受け止め負けは負けとまったく引きずることなく、残り二戦を勝ち切った琴奨菊も立派。男の友情を充分に理解していたのだろう。

琴奨菊が負けた時に、凡人は「ああこれでまたダメか、モンゴル人力士が優勝してしまうのか」とため息をついた。

しかし、あの豊ノ島戦の1敗があったからこそ、今回の優勝があり、優勝に箔が付いたとさえ私は思っている。

普段は穏やかな豊ノ島のあの必死の形相、あれこそが大相撲だ。

なんと言っても豊ノ島の男に惚れた初場所でした。

会津は真冬らしくなってます。磐梯山周辺は猛吹雪、気温もぐんぐん低下。ま、それでも市内の雪は少ない方。

水不足にならない程度に山にたっぷりの雪を落とし、平場はこの程度だとすごく助かります。

ただし、今年は雪かたしをまったくしないので、少々太り気味で困っている。

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