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2014年8月 9日 (土)

雨のちゴジラ

会津は8日の午後3時頃にもの凄い降りとなった。

雨と言うより水のカーテンが風に打ちつけられるように、何度も何度も地面を叩く。あっという間にそこいら中が水浸しになり、側溝からはガボンガボンと水があふれた。

雨で曇って視界も効かない。

走る車は屋根よりも高い水しぶきをあげている。風景の中から人影も一気に消えた。

何度も何度も水のカーテンが街中を打ちつける。

この雨で1時間に何㎜の雨なのだろうか・・・?

時間にして20分ほどだったが、あんな降りが1時間も続いたら本当に恐怖心を感じるだろう。

近頃の台風は日本中に、こんな熱帯雨林に降るような大雨を運んでくる。

猛烈な雨は花火師たちのヤル気にも冷や水を浴びせた。

とりあえず8日夜に行われる予定の創立記念納涼花火は中止にした。

延期でもいいのだが、スケジュールが読めないので中止、その先のことは後で考えるしかない。

皮肉なことに16時以降は、大した雨は降らなかった。

開けて9日、台風はまだ遠いので久しぶりに新潟へ、本当に久しぶりに映画館で映画を観た。「ゴジラ」だ。

新潟まつりの日で街の中はいつもより人が多い、なのに映画館で我々と一緒にゴジラを観たのは8人だけだった。人気のはずなのに、ちょいと淋しい。やっぱりみんな折角だから3Dで見るのかな?

映画は、CGを駆使し、めちゃリアリティがあって大迫力の映像だが、典型的な怪獣映画の伝統を受け継いでいる。

怪獣が街の中で激突する。猛烈な破壊、崩れ落ちるビルビル、ビル!

破壊神ゴジラはどことなく人類の想いを反映するような怪獣だ、怪獣なのだけれども人間寄りの心を持っている。

ハリウッドの作った正統派ゴジラは、巨大で、強力でなかなかにカッコ良かった。青白い炎まで噴いちゃうところに、東宝ゴジラへの尊崇の念が感じられた。

残念ながら一番中途半端な役が、ケン・ワタナベが演じる芹沢博士だった。

なんか妙にゴジラや怪獣に詳しいのだけれど、なんかそれだけ。怪獣おたくの生物学者って感じだった。

どうせならもっとゴジラの心にも精通していて「ゴジラは必ず来る!ゴジラは負けない!」ぐらいなこと言って、もっと自信満々の科学者を演じて、ゴジラと共に闘って欲しかった。

なんか怯えているのか、感動しているのか、絶望しているのかよく分からない芹沢博士・・・謙さん、ちょっと外れでしたね。

☆2.8個ぐらいのゴジラを見て、1時間ぐらいちょちょっと買い物をして、祭りの混雑と大雨にあたらないように、急ぎ会津へ帰る。

台風はまだ四国、トンネルを抜けるとしっとりと湿った会津盆地の緑が目に痛いほど鮮やかでした。

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