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2014年8月19日 (火)

花火の顛末

8月19日19時20分から、創立86周年を記念した納涼花火が無事に行われた。

昼は猛暑、炎天下の中、5,6人の花火職人が工事現場を行ったり来たり、汗まみれになって花火を仕込んだ。

18時からの傘マークも見事に外れ、雨はぽつりとも落ちず。

昼間から何度か行われた館内放送も、15分前にはいよいよ始まる旨を告げる。

どこから観るのが一番いいか?もちろん北側の患者さんは病室から見えるけれども、南側の患者さんはデイルームから。各階のデイルームに続々と人が集まり、道路沿い、道路向かいの駐車場の屋上にも人垣が現れた。

館内の放送以外、なんの広報もしないのに結構な人が集まるものだと感心。

いよいよ、7時20分「多くの先人たちへの感謝と祈りを込めて、花火を行います!」

工事現場真ん中に火が付いた。しばらくボーッと燃えているだけなので「あれ?失敗したの?」と心配したが、長い間をおいて周りの吹き出し花火に点火、一気に歓声が上がる。

市街地なので大きく花開く打ち上げ花火は出来ないものの、10階までは届きそうな色とりどりの花火が次々と空を駆け登る。

ぐるぐる回る仕掛け花火や色とりどりの噴水花火が大きなハートのマークを描いて歓声&拍手!

クライマックスは東西に据えられたユンボーの大きな腕の間に張られたワイヤーから火花が滝のように流れ落ちるナイアガラ、ひときわ明るく観ている人たちの笑顔を浮かび上がらせた。

エンディングは真っ白な火花を拭き上げるお別れの花束。

およそ12分の納涼花火は大勢の人々に笑顔を届けて無事に終了した。

早速、携帯が鳴った。「いやー、見事な花火で感動しました。来年もぜひやってください!」

それは無理でしょう…工事が進めば上げる場所はもうなくなってしまうのですから。

もうもうの白煙がやがて夜空に溶けていく。ちょっとした祭りの後・・・盆過ぎの会津に秋風が立ったような気がした。

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