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2013年7月17日 (水)

沸騰

中国のマカオは沸騰の街だった。中国経済の沸点がここにあるように感じられた。

次々と建ち並ぶ巨大ホテル(現在進行形)、数軒だったカジノは現在60を超し、その売上金額はあのラスベガスを越えたという。

埋立地のマカオは、この30年で面積が倍になったという。そして、その埋め立てはさらに進められている。

街中にあふれかえる観光客、そのほとんどが中国本土を中心とした中国人、アジア系の人々だ。欧米系の観光客はほとんど見られない。

世界最大の客室数を誇るホテル、そのグラウンドフロアにあるカジノは東京ドームよりも広い。

チャイニーズマネーの沸騰ぶりを如実に物語るのが、各ゲームテーブルに示されている最低ベット(賭け金)だ。

ほとんどが1000香港ドル(およそ13000円)、チップ一枚がその値段、低いテーブルでも5000円ほどで、とても我々が気楽に遊べる金額ではない。

短パンTシャツの若者達が、何十万ものチップをバカバカ張っている。

カジノは好きでいろいろな国のカジノに行ったが、マカオは正直つまらなかった。

歌と踊り、音楽、酒、美女と粋な男たち、そうしたエンターテイメントな要素がまったく感じられない。

所構わぬ大声と嬌声、お金だけが飛び交っている雰囲気だ。

いくらお金が動いたからと言ってラスベガスを越えたとはとても言えないのではないだろうかと想像した。(ラスベガスには行ったことがないので)

マカオにあるマカオタワーは、バンジージャンプのタワーだ。500メートルを越えるタワーの上からの墜落感を楽しむ。

その1回料金が日本円で5万円を超す。そんな大金を払って若者たちが次々と飛びおりる。上空500メートルのテラスを歩く空中散歩も2万円近い。

もちろん、もらっても絶対にやらないが、信じがたいことに人で溢れているのだ。

ほんのちょっと覗いただけだが、確かに中国の経済は物凄い勢いで沸騰している。しかし、登った坂道はいつかどこかで下りに転じるだろう。これは歴史の必然だ。

あれだけのものが弾けたら一体世界はどうなるのか?空恐ろしいような気さえした。

マカオはどんどん海を埋め立てて膨張している。その埋め立て資材は人間の欲望だ。

きらびやかなネオン、飛び交う札束・・・海に突き出した滑走路をどこまで走っても決して「真の豊かさ」までは届かない・・・。

酔眼にはそんなイリュージョンが映った。

いい塩梅の湯ざましで、身体に優しいさ湯のような会津に戻り、ほっとしています。

でも、楽しかったなぁ、10名の御同輩お世話になりました。ありがとう!

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