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2012年12月10日 (月)

注げども注げども

時に愛情とは厄介なものである。愛があればすべてが解決するなどという幻想に囚われていればなおの事だ。

親子の情愛など近しければ近しいほど、一歩間違えると愛憎劇に早変わりなどとい言う事にもなりかねない。

心の病の原因は周りとの人間関係に起因する事が少なくない。それもいじめのようなマイナスの関係ばかりではなく、過剰な親子の愛情だったりする事もある。

どんなに美しい花にもあんまり水をやりすぎると、根腐れをを起こしてしまう。それに似たような関係が人を苦しめる事もあるのだ。

異常なほどに愛情を注ぐお母さん、こどものためなら何でもするとばかりに過剰包装状態にして、こどもの自立や成長を阻害していることに気付かない。

お父さんもまた、お母さんの愛をひたすら応援する。

かくして注げども注げども愛情はこぼれおち、淀み、変質していく。

医師はこの親子関係を切り離すことがまず必要だ、と言っても当の本人たちはまったく聞く耳をもたない。

こどもは一般社会とうまく折り合いを付けることが出来なくなり、やがて家族は「愛の城」に籠城するようになる。

愛しても愛しても誰一人、苦しみから抜け出すことが出来ない。人々に愛を説く人が、愛に絡みとられているような・・・それでもそこに幸せがあるのだろうか?

まったく持って不可思議なものでもある・・・「愛」

会津は一夜にして真っ白な雪国となった。

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